メークロン市場 タイランドのローカル観光
あなたはタイのメークロン市場をご存知でしょうか?
日本でもたびたび、テレビ等で放送している電車が通る線路脇にある市場です。
日本では考えられないところで開かれる市場です。
メークロン市場 タイランドのローカル観光
メークロン市場とは
タイ国鉄メークロン駅の前で開催されている市場で「メークロン市場」とは通称です。正式名称は存在しません。
「傘市場」「傘を閉じる市場」の方が現地の人には通じる名前です。
メークロン市場はバンコクから南西に80kmぐらい離れた場所にあります。片道1時間30分程でアクセスできます。
市場にはお土産になる様な物を売ってはいません。
地元民の生活向けの市場です。
主に・魚介類・肉類・果物、野菜などの地元民の食生活の為の市場という感じです。
メークロン市場の観光とは
まず体感してほしいのは、電車が通るときの市場の様子です。
線路脇に市場を開催している為に電車が通る時は市場を仕舞わなければなりません。
なぜ?その様な所に市場を⁉と思われると思います。自分もそう思います。
しかしよく考えられています。テント(屋根部分)は、折りたためられるように作られています。
電車が通る時に瞬時に仕舞えるような仕組みになっているのです。
電車が通るぎりぎりまで市場があるのが見ものです。
メークロン駅の時刻表
メークロン発 メークロン着
- 06:20 08:30
- 09:00 11:10
- 11:30 14:30
- 15:30 17:40
となります。11時前に着き11時台の発着を見るのがオススメのプランだと思います。
次に体感してもらいたいのが市場の食材です。
観光客向けの商品はなく現地民の食材が並んでいます。
観光土産を買うなどの目的で行く市場ではございません。
「自分自身の心に訴えかける様な何かを掴む」ものを体感してください。
市場に並ぶ品は魚や肉、野菜に果物等現地の人々の食生活を垣間見る事ができます。
正直、衛生環境等は良くありません。ハエが食材に止まっているなどという事は当たり前にあります。
現地の人々の食生活を見る事により、自分達との生活環境の違いを体感する事ができます。
それは、悪い意味では無く自分自身の価値観を変えさせるぐらいインパクトがあると思います。
メークロン市場へのアクセス
ミニバス(ロットゥー)が一番アクセス良くコスパに優れていると思います。
ロットゥーはハイエースワゴンを使った12人乗りの公共交通機関です。
値段も片道90B(300円)ぐらいで行く事が可能です。
バスターミナルより運航していますのでバンコクからメークロン駅まで行き、帰りもバスターミナルからバンコクに帰る事ができます。
今回自分は、タクシーを使いメークロン市場まで行きました。
ホテルで事前にメークロン市場に行きたい事を伝え、タクシーを呼んでもらい往復でお願いしました。
メークロン市場はバンコクから離れている(80km)のでタクシー運転手も行く事を懸念します。そこで往復でお願いする事により気持ち良く乗せて行ってくれます。
市内からメークロン市場までタクシーを利用する人が少ない為にメーターでは乗せてくれないことが殆どです。しかもメークロン市場から帰りのタクシーを捕まえることは難しい為にタクシーで行く場合は値段交渉して往復でお願いしてください。
値段は交渉次第ですが片道1000Bを基準に考えて往復で2000B(6000円)で今回はお願いしました。(チップ込み)
ロットゥーは値段が安くオススメですがバスターミナルまで行かなければいけません。
タクシーは値段が高いですがホテルまでの往復をお願いできます。
メークロン市場の電車の発着が11時台が見ごろですのでバンコクを出るのが余裕を見て2時間前の9時には出発したいところです。
世界でもここだけでは⁉と思うような市場です。是非、自分の目で見て体感していただきたい市場がメークロン市場です。