トヨタ純正カーナビを走行中に操作できるように改造 走行中でもテレビ視聴OKの為の改造
トヨタ純正カーナビを走行中に視聴できる改造の仕方 プリウスにて説明
10年ぐらい前のカーナビNHDT-W59を走行中にテレビが映るように改造します。
まずは改造する為に使う材料です。
- プッシュスイッチ(トヨタ純正用)
- カプラー用端子(メス)
- 配線コード(0.2sq)
- 丸形端子
- 圧着スリーブ
を用意します。
カーナビを取り外す
カーナビを取り外すためにパネルを取り外します。
プリウスはシフトノブあたりのパネルも取り外さないといけません。
シフトノブ周辺にはPレンジスイッチなどが付いていてパネルを外したら配線が繋がっているのでコネクターから外してください。
カーナビの裏面の配線からコネクターを探す
ネットなどで検索すると5ピンコネクターを探せと書いてあります。
- パーキングブレーキ信号
- 電源
- 車速パルス信号
- テスト端子
- バック信号
の5ピン端子(4番ピン目のテスト端子に配線はありまん)となっています。
しかし何処を探しても5ピン端子はありませんでした。カーナビNHDT-W59には5ピン端子ではなく6ピン端子です。
並びは同じです。6番ピン目は配線はありません。
配線加工
車速パルスにオンオフスイッチをかませる
オンオフスイッチを空きのパネルに取り付けて配線をカーナビ側まで持って行きます。(2本の配線)
その配線を3番ピンの車速パルスの配線につなげます。
コネクターから200mmぐらいの所でカットしてスイッチから来ている2本の配線をカットした配線につなげます。流れは車速パルス信号⇒スイッチ⇒コネクターとつなげます。
パーキングブレーキ信号をアースにつなげる
1番ピンのパーキングブレーキ信号の線をコネクターから200mmでカットしてコネクター側の配線を絶縁テープ包み込み絶縁処理をします。
もう片方の配線に丸形端子を繋げて車体に接地させます。(車体につながっているボルトにつなげるだけです)
テスト端子をアースにつなげる
4番ピンのテスト端子にカプラー用のメス端子を取り付けてそこからの配線を車体に接地させます。(パーキングブレーキ信号線をアースに接地させた場所と同じで良い)
この3カ所の加工で配線処理は完了です。
左側からパーキングブレーキ信号・電源・車速パルス・テスト端子・バック信号になります。
後はカーナビを元に戻してパネルを戻して終了です。
戻す時に現状復帰できるように外す時に分かるようにする事をが必要です。
車速パルス信号がカーナビの制御に関係している場合の使い方
オンオフスイッチを取り付けてあるのでテレビを視聴したいときにオフにしてください。
オフにすることで車速パルス信号がカーナビに対してオフになる為にカーナビでテレビが映し出せます。
オフにすることでナビゲーションシステムの精度が悪くなりますがテレビを映し出しているのでナビゲーションを使っていないので問題ありません。
ナビゲーションシステムに切り替えるときはオンオフスイッチをオンに切り替えれば数分(3分ぐらい)でしっかりとした位置情報をとらえる事ができます。
まとめ
車の走行中のテレビの視聴は「注視」しなければ道路交通法では罪になりません。
例え「注視」しなくても運転中のテレビの視聴は大変危険な行為です。
しかし車は1人で乗る乗り物ではありません。同乗者などの為にテレビを視聴できるようにする事は良い事だと思います。
トヨタ純正カーナビや他メーカーの車でもカーナビを走行中に視聴できるように配線加工するのは、加工の仕方を知っていればとても簡単な事です。
もし、あなたが走行中にカーナビのテレビを視聴できるように加工したいと思われるのあれば、運転中にテレビを見る行為は危険だという事を知ったうえで、配線加工してみてください。