MAVIC2 ハンドリリースとハンドキャッチの仕方
DJI製MAVICのウィークポイントとして足が短い事が挙げられます。
足が短いので飛ばす時に地面とカメラ部分がすごく近くなってしまいます。後、起伏が激しい所からの発着が難しいです。そんなときの為にハンドリリースとハンドキャッチが出来ると楽に飛ばすことが出来ます。
MAVIC2 ハンドリリースとハンドキャッチの仕方
まず本体の持ち方に気を付けてください。
指先で掴んでください。
この様に持ってリリースとキャッチをしてください。
ハンドリリース
- コントローラーの自動離陸ボタンを押します。(自動離陸の準備の為)左上側の赤く囲った部分が自動離陸ボタンです。
下の写真の画面のままの状態にしてください。
- 右手にドローン左手にコントローラーを持ちます。(持ちやすい方で構いません)
- ドローンを持った腕の肘を45度ぐらい曲げた状態でドローンを体の前に出します。(肘を伸ばした状態でドローンを体の前に出すとドローンのプロペラと手首が近くなりとても危険です。ドローンの真下から手を出すイメージでドローンを持ってください)
- コントローラーを持つ手で自動離陸準備してあるのでそのボタンをスライドさせてください※先ほど準備しておいた画面で指でスライドできるようにコントローラーを持ち替えてください
- ドローンのプロペラが回りだし浮き上がりますので、持っている手をゆっくり放してリリースしてください(目の前でプロペラが回るので怖いですが慌てすそのまま手を開いてドローンを離すだけです。)
- 1.2mでドローンがホバーリングしますのでドローンから離れて操縦します
以上がハンドリリースの仕方です。
ハンドキャッチ
MAVICは、着陸前にホバーリングして地面の状況を確認しその後コントローラーを操作して着陸する安全確認の機能が付いています。その機能をそのままにしてキャッチいたします。
- ドローン本体を自分の近くに来るように操作する。
- ドローン位置を自分の手の届く範囲で頭より少し高い位置にします。(GPS機能がオンならそのままの位置でホバーリングします。)
- そのままドローンの真下から手を出す感じで(腕の肘の角度は、45度ぐらいを注意してください)ドローンを掴んでください(指先だけで掴む感じです)
- ドローンの安全機能で腕を障害物だと認識し浮き上がろうとします。そのまま掴み続けてください。(プロペラが高速で回りだします。驚かずにそのまま掴んでいてください)もし怖ければ手を離すことでドローンが浮上します。その時は、ハンドキャッチを中止してください。
- コントローラーを持っている手でスティックを下に傾けた状態にし続けてください(着陸コマンド)スティックを下に傾けた状態にし続けるとプロペラの回転が止まり強制的に着陸できます。
- プロペラが止まるまでスティックを下に傾けた状態にして、プロペラが止まったら着陸完了です。
以上がハンドキャッチになります。
ハンドリリースとハンドキャッチが出来るようになると離発着しずらい山などでも飛ばすことが出来るようになります。
ただハンドリリースとハンドキャッチは、とても危険です。顔の前でプロペラが回る状況になります。自分自身の足場がしっかりとしていることを確認し、危ないもしくは、怖いと思ったら直ちに中止してください。
今回紹介した飛ばし方は、推奨している飛ばし方ではありません。自己判断と自己責任で安全にドローンを楽しんでください。